2.4. システム設定

お知らせの編集、ログイン画面の設定、および環境設定をします。

2.4.1. お知らせの編集

ポータル画面のお知らせポートレットに表示するお知らせを編集します。

操作手順

  1. 管理画面の[メニュー]エリアで、[システム設定]-[テナントお知らせ]をクリックします。
  2. [テナントお知らせ]エリアで、[新規作成]をクリックします。

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  1. [お知らせの新規作成]ダイアログで、必要な項目を設定します。

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  1. [OK]ボタンをクリックします。

2.4.2. ログイン画面の設定

ログイン画面に表示する公開文書、お知らせ、リンクを設定します。

操作手順

  1. 管理画面の[メニュー]エリアで、[システム設定]-[ログイン画面設定]をクリックします。
  2. [ログイン画面設定]エリアで、必要な項目を設定します。

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項番 設定する内容
1 ログイン画面に表示する公開文書、お知らせ、リンクを編集します。
2 ログイン画面のレイアウトの編集と、ログイン時の入力情報の保存の可否を設定します。
3 プレビューが表示されます。
  1. [レイアウトの編集]の設定を変更した場合、[保存]ボタンをクリックします。

参考

新着のお知らせをポータル表示時に強制的に通知することができます。

通知を行いたい場合、ログイン画面のお知らせを新規登録/更新する際に、お知らせを「ポータル遷移時に強制的にユーザに通知する」にチェックしてください。

2.4.3. 環境設定

システムの環境設定をします。次の項目を設定します。

  • 基本設定
  • 詳細設定
  • ログ設定
  • メール設定
  • パスワードポリシー
  • プロセス設定
  • アラート通知設定
  • IPアドレス認証制限
  • SynViz S2連携

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2.4.3.1. 基本設定

操作手順

  1. 管理画面の[メニュー]エリアで、[システム設定]-[環境設定]をクリックします。
  2. [基本設定]エリアの[テーマカラー設定]で、システム全体のテーマカラーを設定します。ベースカラーは5色から選択できます。ヘッダーカラーはカラーピッカーで自由に変更できます。image44アイコンを押下すると、選択されているベースカラーに応じて、ヘッダカラーがプリセットの色に変更されます。

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項目 設定する内容
チェックボックスとラジオボタンの表示色をベースカラーに合わせる チェックありの場合、チェックボックスとラジオボタンの色がベースカラーになります。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

  1. [基本設定]エリアの[利用言語設定]で、利用する言語とその優先度を設定します。ログイン画面の[言語]は、この項目で設定した優先度の順に、変更されます。また、優先順位が最も高い言語が初期言語になります。左のボックスが「利用可能な言語一覧」、右のボックスが「現在の言語設定」です。上下ボタンは優先順位を並び替えるもの、左右ボタンは言語設定にするものやしないものを移動させるものです。上にあるものほど、優先順位が高くなります。

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設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

参考

システム環境設定権限を持っていないユーザの場合は非表示です。

  1. [基本設定]エリアの[通知設定]で、フォーム登録更新通知/フォーム通知/文書通知/フォルダ通知の設定をします。

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項目 設定する内容
通知送信時のデフォルト動作 通知送信時に、宛先のユーザに参照権限を付与するかどうかのデフォルトを設定します。本項目は参照権限を付与する通知の送信権限があるユーザにのみ適用され、権限がないユーザは参照権限を付与しない通知のみ送信可能です。
通知送信時に参照権限付与の切替を許可する 通知送信時に、宛先のユーザに参照権限を付与するかどうかの切替を許可する場合にチェックします。
参照権限を付与しない通知の送信時に、宛先のユーザに参照権限があるかチェックする 参照権限を付与しない通知の送信時に、宛先のユーザに参照権限があるかチェックする場合にチェックします。
参照期限 参照期限を設定します。参照期限を設定しない場合は参照期限なしをチェックします。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

  1. [基本設定]エリアで、[ユーザ設定]の設定をします。

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項目 設定する内容
ログインIDの変更を許可する ログインIDの変更を許可する場合にチェックします。
サブメールアドレスの使用を許可する サブメールアドレスを使用する場合にチェックします。通常のメールアドレスに加えて、サブメールアドレスにもメール通知できます。
ユーザの名称(カナ)を保存時に全角文字から半角文字に自動変換する チェックありの場合、ユーザ情報の保存時に、ユーザの名称(カナ)を全角文字から半角文字に自動で変換します。
所属グループの表示に略称を使用する 所属グループの表示に略称を使用する場合にチェックします。略称は、グループ名称が同一でも略称が異なる場合などに使用できます。
ヘッダのユーザ名ツールチップに主所属を表示する ヘッダのユーザ名ツールチップ表示時に主所属グループを表示する場合にチェックします。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

6.[基本設定]エリアで、[認証設定]の設定をします。

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項目 設定する内容
認証に利用する属性 ログインの認証に利用する方法を設定します。ログインIDかメールアドレスを指定できます。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

2.4.3.2. 詳細設定

操作手順

  1. [詳細設定]エリアで、[個人設定の制御]の設定をします。

シングルサインオンをご利用の場合等、「パスワード変更メニューの表示/非表示」が表示されない場合があります。

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項目 設定する内容
パスワード変更メニューの表示/非表示 パスワード変更メニューの表示をする場合にチェックします。systemユーザの場合は本項目の影響を受けず、常にパスワード変更メニューが表示されます。
アプリケーションキー発行メニューの表示/非表示 アプリケーションキー発行メニューの表示をする場合にチェックします。systemユーザの場合は本項目の影響を受けず、常にアプリケーションキー発行メニューが表示されます。
ユーザ詳細情報メニューの表示/非表示 ユーザ詳細情報メニューの表示をする場合にチェックします。
代行承認者設定メニューの表示/非表示 代行承認者設定メニューの表示をする場合にチェックします。
よく使うメンバ設定メニューの表示/非表示 よく使うメンバ設定メニューの表示をする場合にチェックします。
ログインユーザの詳細情報の編集を許可する ログインユーザの詳細情報の編集を許可する場合にチェックします。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

  1. [詳細設定]エリアの[アプリスペース設定]で、アプリスペースの表示順についての設定をします。

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項目 設定する内容
アプリスペースの表示順を手動で並べ替える アプリスペースの表示順を手動で並べ替える場合にチェックします。チェックした場合、アプリスペースの表示順を任意に変更できます。未チェックの場合、名称の昇順で表示され任意で変更することができません。

設定したあと、「保存」ボタンをクリックしてください。

  1. [詳細設定]エリアの[フォームアプリバージョン操作の設定]で、フォームアプリのバージョン操作についての設定をします。

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項目 設定する内容
バージョン操作時にコメントの入力を可能とする フォームアプリの公開・新バージョン作成時に、対象のバージョンに紐づいたコメントの入力をする場合にチェックします。未チェックの場合、コメント入力欄が表示されません。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

  1. [詳細設定]エリアで、[フォーム設定]の設定をします。

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項目 設定する内容
一覧表示件数 チェックボックスを選択することで、フォーム検索画面およびファイル一覧画面の1ページあたりの表示件数を設定します。
Excel入出力の名前の定義に付加するプレフィックス Excel入出力で使用する「名前の定義」の先頭に付与する文字列を設定します。
Excel入出力でユーザのインポートに利用する属性 Excel入出力でユーザを扱うパーツをインポートするとき、入力値として利用する属性を設定します。「ユーザID」を設定している場合、セルに入力されている値をユーザIDとして扱ってユーザを特定します。「ログインID」を設定している場合、セルに入力されている値をログインIDとして扱ってユーザを特定します。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

  1. [詳細設定]エリアの[一覧ダウンロード設定]で、[一覧ダウンロードの最大出力件数]の設定をします。

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項目 設定する内容
一覧ダウンロードの最大出力件数 一覧ダウンロード時の最大出力件数を設定します。0件を設定すると最大出力件数は無制限になります。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

参考

最大出力件数を設定する場合、1ページあたりの一覧表示件数よりも少ない値を設定すると、ダウンロード対象に「現在のページのみ」を指定した場合でも、最大出力件数に制限してダウンロードされます。
そのため最大出力件数には1ページあたりの一覧表示件数よりも大きい値を設定することを推奨します。
  1. [詳細設定]エリアの[タイムアウト時間の設定]で、タイムアウト時間の設定をします。

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項目 設定する内容
画面とサーバ間の通信タイムアウト時間 画面処理の共通タイムアウト時間を設定します。0を設定した場合はデフォルト値(60秒)が適用されます。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

  1. [詳細設定]エリアの[開発画面の設定]で、IDの手動入力の許可の設定をします。

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項目 設定する内容
IDの手動入力を許可する IDの手動入力を許可する場合にチェックします。チェックした場合、各オブジェクトの新規作成時にIDを指定できます。未チェックの場合、システムが自動でIDを決定します。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

  1. [詳細設定]エリアの[ファイル拡張子の設定]で、ファイル拡張子の設定をします。

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項目 設定する内容
ファイル拡張子の制限方法 ファイル拡張子の登録可否について制御します。複数の拡張子を指定する場合は、"|"(バーティカルバー)区切りで指定します。(例:.xls|.exe)

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

  1. [詳細設定]エリアの[ヘルプの設定]で、ヘルプの表示設定をします。

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項目 設定する内容
ヘルプの表示設定 ヘルプの表示内容を制御します。オンラインヘルプ以外を表示する場合は、表示するURLを指定します。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

2.4.3.3. ログ設定

操作手順

  1. [ログ設定]エリアで、ログの設定をします。

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項目 設定する内容
アクセスログを記録する アクセスログを記録する場合にチェックします。systemユーザの場合のみ変更可能です。
参照ログ(フォーム) を記録する 参照ログ(フォーム)を記録する場合にチェックします。systemユーザの場合のみ変更可能です。
参照ログ(文書) を記録する 参照ログ(文書)を記録する場合にチェックします。systemユーザの場合のみ変更可能です。文書管理オプションが有効になっている場合のみ表示されます。
ログインユーザ数ログを記録する ログインユーザ数ログを記録する場合にチェックします。
アクセスログの出力レベル アクセスログの出力レベルを選択します。
アクセスログ保存期間 アクセスログの保存期間を設定します。0日を設定すると保存期間は無期限になります。
参照ログ(フォーム) の保存期間 参照ログ(フォーム)の保存期間を設定します。0日を設定すると保存期間は無期限になります。systemユーザの場合のみ変更可能です。
参照ログ(文書) の保存期間 参照ログ(文書)の保存期間を設定します。0日を設定すると保存期間は無期限になります。systemユーザの場合のみ変更可能です。文書管理オプションが有効になっている場合のみ表示されます。
トレースログ保存期間 トレースログの保存期間を設定します。0日を設定すると保存期間は無期限になります。
ログインユーザ数ログ保存期間 ログインユーザ数ログの保存期間を設定します。0日を設定すると保存期間は無期限になります。
ログのダウンロード時の最大出力件数 ログのダウンロード時の最大出力件数を設定します。0件を設定すると最大出力件数は無制限になります。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

参考

ログのダウンロード時の最大出力件数を設定する場合、1ページあたりの一覧表示件数よりも少ない値を設定すると、ダウンロード対象に「現在のページのみ」を指定した場合でも、最大出力件数に制限してダウンロードされます。
そのため最大出力件数には1ページあたりの一覧表示件数よりも大きい値を設定することを推奨します。

2.4.3.4. メール設定

操作手順

  1. [メール設定]エリアで、メール通知機能を利用するときのSMTPサーバの設定とメール送信時のメール送信元の設定をします。

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項目 設定する内容
メール通知を有効にする メールによる通知を有効にする場合にチェックします。
アドレス SMTPサーバのIPアドレスまたはホスト名を設定します。
ポート番号 メール送信に使用するポート番号を設定します。
SMTPサーバとの通信にSSL/TLSを使用する SMTPサーバとの通信にSSL/TLSを使用する場合にチェックします。
認証 SMTP認証を使用する場合は「あり」、使用しない場合は「なし」を選択します。
アカウント SMTP認証用のアカウントを設定します。
パスワード SMTP認証用のアカウントのパスワードを設定します。
操作ユーザのメールアドレス メール通知の送信元を操作ユーザとする場合に選択します。
操作ユーザのメールアドレスが未設定の場合に使用するアドレス 操作ユーザのメールアドレスが未設定の場合に使用するメールアドレスを設定します。
systemユーザのメールアドレス systemユーザのメールアドレスを設定します。
固定 メール通知の送信元を固定とする場合に選択します。
送信者のメールアドレス メール通知の送信元を固定とする場合のメールアドレスを設定します。
送信者名 メール通知の送信元を固定とする場合の送信者名を設定します。
ヘッダ メールのヘッダの文字セットを設定します。
タイトル メールのタイトルの文字セットを設定します。
本文 メールの本文の文字セットを設定します。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

参考

システム環境設定権限を持っていないユーザの場合は、メール通知が非活性表示、SMTPサーバが非表示、送信メールのプロパティ設定が非表示になります。

2.4.3.5. パスワードポリシー

操作手順

  1. [パスワードポリシー]エリアで、パスワードポリシーを設定します。

シングルサインオンをご利用の場合等、以下が表示されない場合があります。

  • 「前回と同じパスワード」
  • 「初回ログイン時にパスワードの更新を強制する」
  • 「パスワードを次の回数間違えたらアカウントをロックする」
  • 「現在のパスワードの有効期限」
  • 「パスワードの変更後、次の時間内は再変更できない」
  • 「本人によるパスワードのリセットを許可する」
  • 「認証コードの有効期間」

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項目 設定する内容
長さの最小値 パスワードの長さの最小値を設定します。
文字種の制約 パスワードに使用可能な文字の制約を設定します。 (1)制約なし、(2)英字(大小区別なし)、数字、記号のうち2種類以上を含む、 (3)英字(大小区別なし)、数字、記号の3種類を含む、 (4)英大文字、英小文字、数字、記号のうち2種類以上を含む、 (5)英大文字、英小文字、数字、記号のうち3種類以上を含む、 (6)英大文字、英小文字、数字、記号の4種類を含む、のいずれかを選択できます。また、パスワードに空白文字の利用を許可するかどうかを別に指定可能です。
ログインIDの利用 ログインIDをパスワードに利用するかどうかについて設定します。 (1)制約なし、(2)ログインIDと同一のパスワードを許可しない、 (3)ログインIDを含むパスワードを許可しない、のいずれかを選択できます。
利用不可のパスワード パスワードとして利用することができないパスワードを設定します。
前回と同じパスワード パスワード変更する際、前回と同じパスワードを許可するかどうかについて設定します。 (1)許可する、(2)許可しない、のいずれかを選択できます。 (2)の場合は、前回をいくつ前までとするかも指定可能です。
初回ログイン時にパスワードの更新を強制する 初回ログイン時にパスワードの更新を強制する場合にチェックします。
パスワードを次の回数間違えたらアカウントをロックする パスワードの入力誤りに対してアカウントをロックする場合にチェックします。アカウントをロックする入力誤りの回数も指定可能です。
現在のパスワードの有効期限 設定したパスワードが有効な期限を設定します。
アプリケーションキーの有効期間 設定したアプリケーションキーが有効な期間を設定します。
パスワードの変更後次の時間内は再変更できない パスワードを変更してから、再度パスワードの変更ができないと設定する場合にチェックします。パスワードを変更してどれくらいで変更可能となるかの時間も指定可能です。
本人によるパスワードのリセットを許可する 本人によるパスワードのリセットを許可する場合にチェックします。
認証コードの有効期間 本人によるパスワードリセット時に発行される認証コードの有効期間を設定します。

参考

アプリケーションキーは、Web API経由でAppSQUAREにアクセスする際に、IDとパスワードの代わりに使用するキーです。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

2.4.3.6. プロセス設定

操作手順

  1. [プロセス設定]エリアで、プロセスの設定をします。

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項目 設定する内容
プロセスの一括承認機能を有効にする プロセスの一括承認機能を有効にする場合にチェックします。
フォームと文書の引き戻し通知を引き戻し先に送信する フォームと文書の引き戻し通知を引き戻し先に送信する場合にチェックします。
フォームと文書の承認通知を起票者に送信する フォームと文書の承認通知を起票者に送信する場合にチェックします。
フォームと文書のプロセス破棄通知を起票者に送信する フォームと文書のプロセス破棄通知を起票者に送信する場合にチェックします。
通知メールのCCに代行承認者を自動で追加する 通知メールのCCに代行承認者を自動で追加する場合にチェックします。
全体承認ノードでの差し戻し時、元ノードの承認候補者全員に差し戻し通知をする 全体承認ノードの結果が差し戻しであった場合に、その全体承認ノードの承認候補者全員に差し戻し通知を送る場合にチェックします。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

  1. ライセンス形態が「同時ログインユーザ数」の場合、[アラート通知設定]エリアの[ログイン数アラート通知設定]で送信するアラート、アラート送信設定を設定します。

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項目 設定する内容
警告アラートを送信する ログイン数が設定した閾値を超えた場合に警告アラートのメールを送信する場合はチェックします。閾値はライセンス数に対する割合[%]で指定します。
超過アラートを送信する 超過アラートを送信する場合はチェックします。
アラートの送信を抑止する間隔 アラートの送信メールの間隔を設定します。設定した日数は警告アラートと超過アラート、それぞれに適用されます。
送信先のメールアドレス アラートの送信先のメールアドレスを設定します。メールアドレスは5件まで設定できます。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

2.4.3.7. アラート通知設定

操作手順

  1. [アラート通知設定]エリアの[期限日設定]で、フォームと文書の期限管理機能を設定します。

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項目 設定する内容
アラート開始日 アラート開始日を設定します。
アラート背景色 アラート表示の背景色を設定します。
期限切れ背景色 期限切れ表示の背景色を設定します。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

2.4.3.8. IPアドレス認証制限

操作手順

  1. [IPアドレス認証制限]エリアで、IPアドレスによる認証制限について設定します。

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項目 設定する内容
IPアドレスによる認証制限 IPアドレスによる認証制限を利用するかどうかについて設定します。 (1)制限しない、(2)制限しない(監視のみ)、 (3)制限する(ローカルアドレスからのアクセスを除く)、のいずれかを選択できます。
許可設定 IPアドレスによる認証制限を利用する際に、認証を許可するIPアドレスを設定します。
  1. [IPアドレス認証制限]エリアで、[追加]をクリックします。
  2. [IPアドレスの追加]ダイアログで、必要な項目を入力します。

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参考

IPv4で指定する場合は、ドット区切りで0~255の整数を指定します。
CIDR表記による範囲指定が可能です。
入力する場合は半角スラッシュの後ろに0~32の整数を指定します。
例:192.168.0.1 , 192.168.0.0/24
IPv6で指定する場合は、コロン区切りで0000~ffffの16進数を指定します。
先行ゼロは省略可能です。連続したゼロの代わりに2つのコロン(::)を指定可能です。
ただし、2つのコロンはIPアドレス中で1回しか指定できません。
CIDR表記による範囲指定が可能です。
入力する場合は半角スラッシュの後ろに0~128の整数を指定します。
例:0:0:0:0:0:ffff:c0a8:0001 , ::ffff:c0a8:0/120
  1. [OK]ボタンをクリックします。
  2. 必要なIPアドレス数分、手順3~4を繰り返します。
  3. 複数のIPアドレスを一括で登録する場合は、[IPアドレス認証制限]エリアで、[一括登録]をクリックします。
  4. [IPアドレスの一括登録]ダイアログで、必要な項目を入力します。

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参考

1件の登録につき1行で指定します。複数登録する場合は改行(CRLF)区切りで指定します。
各項目はCSV形式(半角カンマ区切り)で指定します。
種別にはIPv4またはIPv6を指定します。説明には改行(CRLF)と半角カンマを含めることはできません。
IPアドレスの入力ルールは[IPアドレスの追加]ダイアログを参照してください。
  1. [OK]ボタンをクリックします。
  2. 設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

2.4.3.9. SynViz S2連携

操作手順

  1. [SynViz S2連携]エリアで、SynViz S2との連携について設定します。

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項目 設定する内容
SynViz S2連携を有効にする SynViz S2連携を有効にする場合にチェックします。
SynVizのURL

SynViz S2のURLを設定します。

記載例:http://example.com/S2/

SynVizのテナントID SynViz S2のテナントIDを設定します。
SynVizのエントリポイント認証を使用する (Windows認証をご利用の場合はOFFにしてください) SynViz S2のエントリポイント認証を使用する場合にチェックします。Windows認証をご利用の場合はチェック不要です。
プロジェクトフォルダ外のフォルダ、文書に対する操作を許可する プロジェクトフォルダ外のフォルダ、文書に対する操作を許可する場合にチェックします。

設定したあと、[保存]ボタンをクリックしてください。

注意事項

SynViz S2連携機能を有効にするには、文書管理オプションが有効になっている必要があります。工程管理ツールSynViz S2は、別途購入が必要です。

2.4.4. 文書管理設定

文書管理オプションの初期設定を行います。文書管理設定は、文書管理オプションをご購入いただいた場合だけ有効です。文書管理オプションを有効化した上で、文書管理オプションを初期化し文書管理機能をご利用ください。

操作手順

  1. 管理画面の[メニュー]エリアで、[システム設定]-[文書管理設定]をクリックします。
  2. [文書管理設定]エリアで、初期化の操作をします。

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項番 設定
1

文書管理オプションを有効化する場合、[文書管理オプションの初期化]ボタンをクリックして、文書管理オプションを初期化します。

公開キャビネットを作成する場合、[公開キャビネットの初期化]ボタンをクリックして、公開キャビネットを初期化します。ログイン画面では公開キャビネットに設定されているアクセス権は無視されるため、公開キャビネットに格納されている公開文書はすべてのユーザが閲覧できます。

2

文書管理オプションの設定を確認します。

設定を変更する場合は、「AppSQUARE環境構築手順書」の文書管理の有効化の手順を参照してください。

3 一括ダウンロード時の初期設定をします。
4 その他の設定をします。

注意事項

AppSQUAREでは、OfficeファイルからPDFファイルへの変換でOfficeアプリケーションを使用します。文書管理オプションをご利用かつ文書のPDFファイル生成が可能なライセンスキーをご購入のお客様は、AppSQUAREをご利用になるエンドユーザ様のクライアントPCにOfficeのライセンスを所有している必要があります。

2.4.5. カレンダ設定

日付を計算するためのカレンダを設定します。設定したカレンダはフォームまたは文書の検索パターンの検索条件のデフォルト値、およびフォームの自動入力ルールで日付計算をする場合に使用されます。

操作手順

  1. 管理画面の[メニュー]エリアで、[システム設定]-[カレンダ設定]をクリックします。
  2. [カレンダ設定]エリアで、[日付計算時に休日を考慮]をチェックし、カレンダを設定します。

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参考

カレンダの日付をクリックすると、日別に休日、稼働日、変更なしを設定できます。

日付の表示 説明
image63 稼働日→休日に変更した状態
image64 休日→稼働日に変更した状態
image65 変更なし(稼働日)
image66 変更なし(休日)
  1. [保存]をクリックします。

2.4.6. ライセンスグループ

ライセンスグループの作成と管理をします。ライセンスグループでは、AppSQUAREのライセンスを一部のユーザ用に確保しておくことができます。本画面は以下の条件をすべて満たす場合のみ表示できます。

  • systemユーザでログインしている
  • AppSQUAREのライセンスを「同時ログインユーザ数」で管理している

2.4.6.1. ライセンスグループの作成

ライセンスグループを作成します。

操作手順

1.管理画面の[メニュー]エリアで、[システム設定]-[ライセンスグループ]をクリックします。

2.[ライセンスグループ]エリアで、[新規作成]をクリックします。

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3.[ライセンスグループの新規作成]ダイアログで、必要な項目を入力します。

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4.[OK]ボタンをクリックします。

5.[ライセンスグループ]エリアでライセンスグループを選択したあと、[ユーザの追加/削除]をクリックすることで、当該ライセンスグループにユーザを追加/削除できます。

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6.[ユーザ選択]ダイアログでユーザの追加/削除を実施して[OK]をクリックします。

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2.4.6.2. ライセンスグループの削除

不要になったライセンスグループを削除します。

操作手順

1.管理画面の[メニュー]エリアで、[システム設定]-[ライセンスグループ]をクリックします。

2.[ライセンスグループ]エリアで、削除したいライセンスグループをクリックし、[削除]をクリックします。

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参考

[システム設定]-[環境設定]-[アラート通知設定]で設定するアラート設定は、ライセンスグループの設定に関わらず常に「全体のライセンス数」に対する設定となります。